【低炭水化物ダイエットの逆効果】 意外と知らない健康リスクとは?

低炭水化物ダイエットって、健康リスクはないの?

ダイエット方法のひとつ「低炭水化物ダイエット」。

効果的に体重を落とせると言われている一方、実はその裏に隠れた健康リスクがあることをご存知でしたか?

今回は、ランセットに掲載された論文から、炭水化物の摂取量と死亡率との関連を調査したものを紹介したいと思います。

ランセットとは、世界で最も権威のある4大医療文献のひとつであり、信頼度も非常に高いです。

今回の調査は、45~64歳の成人15,428人を対象に行われたものです。

低炭水化物ダイエットを検討している方や行っている方は、ぜひ最後まで読んでください。

研究結果を見る前に、まずは、低炭水化物ダイエットについておさらいしておきましょう!

参考文献:Dietary carbohydrate intake and mortality: a prospective cohort study and meta-analysis

この記事を書いた人
吉廣 泰則
やす

【プロフィール】
・行橋のストレッチサロンREVERTストレッチトレーナー
・姿勢改善スクールAPI「姿勢改善スペシャリスト」
・ボディメイクコンテスト受賞多数
・大手パーソナルジム公式メディア「パーソナルジムの教科書」の監修者
・著書「自重筋トレ入門」「ダンベルトレーニング入門」

目次

低炭水化物ダイエットとは?

低炭水化物ダイエットとは、炭水化物の摂取量を制限するダイエット方法です。

このダイエットの目的は、体のエネルギー源を炭水化物から脂質へと変えることです。

この変化により、体は脂肪をエネルギー源として利用しやすくなり、結果的に体脂肪の燃焼が促進されます。

有名な◯◯ザップの食事制限が低炭水化物ダイエットです。糖質制限とも言われます。

研究結果からみる驚きの健康リスク

今回の研究では、炭水化物からのエネルギー摂取量が30%未満の参加者の余命は29.1年であるのに対し、炭水化物の摂取量が50~55パーセントである参加者の余命は33.1年と推定されました。

研究結果からみる驚きの健康リスクは以下にまとめています。

  • 50~55%の炭水化物摂取量で死亡リスクが最小に
  • 低炭水化物かつ子羊、牛肉、豚肉、鶏肉など動物性タンパクと脂肪の摂取が高い群は、より高い死亡率と関連
  • 低炭水化物ダイエットでは野菜、果物、穀物の摂取量が減り、動物性タンパク質の摂取量が増加する傾向があり、高い死亡率増加と関連
  • 食材の摂取源が死亡率を著しく変化させることが示唆された

適度な炭水化物の摂取と、植物性食品の摂取が健康に良いと言えるでしょう。

炭水化物、脂質、たんぱく質のエネルギー構成比の目標

炭水化物:50〜65%

脂質:20〜30%(うち、飽和脂肪酸7%以下)

たんぱく質:13〜20%

参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」

まとめ

今回、ランセットに掲載された論文から、炭水化物の摂取量と死亡率との関連を調査したものを紹介しました。

この研究からもわかるように、過度なダイエットは健康リスクを伴います。

最近は、正しい情報よりも間違った情報が出回っているように感じます。

すべての情報を鵜呑みにするのではなく、最低限の知識を身につけ、間違った判断をしないように注意しましょう!

今後も、みなさんの健康の役に立つ論文があれば紹介していきます

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